体の冷えやむくみ、
前より疲れが取れない
冷えや生理不順..
いざ病院に行って検査をしたとしても、これといった異常が見つからない。
病気ではないけど、どこか体調が気になる..
そんな人の強い味方になるのが漢方です。
体の中には、体調を崩したとき、初期の段階でなんとかして病気から体を守ってくれる「免疫力」があります。
ところが最近では、
オーバーワークや食生活の乱れ、
過剰なストレスなどで、免疫力が
弱まっている人が増えています。
漢方は、日常で誰でもできる免疫力を上げる方法です。
だから、
体の調子が気になったとき、
不調かわからない体をチェックしたいとき、
気持ちが落ちこんだとき、
変わりばえのない生活を変えたいとき、
今の健康や美しさをキープしたいとき、
ぜひ、漢方を試してください。
漢方ってなんですか?
漢方は、昔から伝わる、免疫力を上げて病気になりにくい体になる方法で、健康のためのコツみたいなものです。
基本は、旬の食べものを食べたり、季節感からずれない生活をするだけなので、女性なら誰でも使えます。
たとえば、
体が疲れたら十分に休んで、元気がでる食べものを食べる。
体が冷えたら、お風呂にゆっくり浸かったり、温かい食べものを食べる。
暑いときは、しっかり汗をかいて、体を冷やす食べものを食べる。
そして、自分自身で、体を健康で美しい状態にみちびきます。
漢方薬だけでが漢方ではない
漢方というと、まず思い浮かぶのは「漢方薬」
かもしれませんが、漢方薬だけが漢方ではありません。
漢方には、薬膳、養生、鍼灸、あんま、気功なども含まれています。
たとえば、
「体が冷えたから、お風呂に入って温まろう」
「仕事が忙しかったから休日はノンビリしよう」
と、免疫力をいつでも最大限に使えるように、日常で体をいたわることは、みんな漢方です。
体のサインに気づく
体が教えてくれるサインで、体の中のどこが調子が悪いのか知ることができます。
たとえば、
「疲れやすい」
「食欲がない」
「手足が冷える」
「シミが増えた」
「ニキビができた」
「ゆううつな気分になる」
といった体調不良は、体が「助けてー」と悲鳴をあげているSOSサインです。
サインを見逃さないことで、症状が今よりつらくなる前に、
疲れが取れたり、
食欲が出たり、
体が温まったり、
シミが薄くなったり、
ニキビが激減したり、
快適な気分になったり、
といった、いろいろなメリットがあります。
症状だけでなく体全体をみる
漢方は、病気になってから治すのではなく、病気になりにくい体をつくります。
たとえば、頭痛になったのは、目の使いすぎだったり、体の冷えだったり、つらい肩こりだったり、人によって違います。
そこで、
「なぜ頭が痛くなったのか?」
と、頭痛になるなるまでの心や体の調子や、食事、生活などから、いちばんよい方法を考えます。
そして、効果を感じたら続けていきます。
小さな効果を積みかさねることで、未来の心や体や肌をととのえ、ちょっとやそっとのことでは病気にならない体をつくりましょう。